院長 勝見 千明
ごあいさつ
私は、当地で30年以上にわたり数多くの分娩に立ち会わせていただきました。
昨今では、種々の原因による帝王切開分娩が増加しております(統計では、年間出生数84万人(2021年)に対して帝王切開数25万件、1/3近くが帝王切開とのことです)。
私は、やはり経膣分娩が一番理にかなった分娩方法ではないかと思っております。
その昔、人類は何百万年もの間、経膣分娩をしてまいりました。そこには何らかのメリットがあるのではないかと思っております。
長時間の分娩は辛いことかもしれませんが、その1回1回の陣痛に、母から子へ、母から子へ、と何らかの伝達物質が込められているのではないかという気がしております。
当院では、特に初産の方には出来るだけ経膣分娩をしていただきたいと思っております。一度経膣分娩した方は、2人目以後も十分経膣分娩が可能です。
難産が予想される場合には少し早めの分娩を勧めたり、陣痛促進剤、バルーン、軽い鎮痛剤、吸引分娩などを用いて安全無事に経膣分娩をしていただけるよう御協力させていただきます(場合によっては、帝王切開をお勧めすることもございます)。
是非、あなたも人生の大きなイベントに挑戦してみてください。出来る限りお手伝い、応援させていただきます。
略歴
- 昭和55年
- 東邦大学医学部卒業
東邦大学医療センター大森病院
藤枝市立志太総合病院
名古屋聖霊病院
柏市 宗産婦人科病院(非常勤)
都立荏原病院(非常勤)
都立豊島病院(非常勤)
伊豆逓信病院(非常勤) などで技術習得 - 平成2年
- 勝見産婦人科開設